ベランダや共用廊下に置かれた不用品の片付け注意点|集合住宅でのルールとトラブル防止
ベランダや共用廊下に置かれた不用品の片付け注意点|集合住宅でのルールとトラブル防止
「とりあえずここに置いておこう」
そんな気持ちでベランダや廊下に置いた家具や自転車…。
気づけばそれが“ルール違反”や“近隣トラブル”につながっていた、というケースは少なくありません。
実は集合住宅では、「ベランダ」や「共用廊下」など、専有ではない空間=共用部に関する決まりごとが細かく定められているんです。
今回は、Happyクローバーの片付け現場でよくあるご相談をもとに、ベランダや共用部の片付け注意点・対応方法をお届けします。
【目次】
2. ベランダ・廊下に不用品を置くリスク
3. 実際によくある“放置物”とは
4. 正しい片付け方と注意点
5. トラブル事例とその対処法
6. プロに頼むメリット
1. 「専有部」と「共用部」の違いを知っていますか?
マンションや市営住宅では、室内や玄関の内側は「専有部」とされますが、ベランダや廊下の一部は「共用部」に該当するケースが多くなります。
- 専有部:室内、玄関ドアの内側
- 共用部:廊下、階段、エレベーターホール、ごみ置き場
- ※ベランダも「避難経路側」は共用部扱いとなる自治体が多いです
とくに市営・県営住宅では、ベランダの一部が「避難経路」に指定されていることがあり、消防法違反になるケースも。
退去時に「残置物あり」と指摘され、敷金から撤去費用を引かれることも珍しくありません。
2. ベランダ・廊下に不用品を置くリスク
- 避難経路の妨害:火災時に逃げ道をふさぐ
- 景観・衛生面の悪化:害虫・悪臭・カラス被害など
- 管理会社からの警告:強制撤去や費用請求の可能性
- 敷金トラブル:退去時に「不法残置物」として差し引き
実際に「しばらく置いてただけなのに、警告文がポストに入っていた…」というご相談もありました。
3. よくある“放置物”の具体例
- ベランダ:古い物置、エアコンの室外機、枯れた植木鉢、自転車
- 廊下:スチールラック、タイヤ、折りたたみ棚、段ボール
- ごみ置き場:粗大ごみシールが貼られていない家具
「処分の方法がわからない」「大きくて運び出せない」と放置されたままにされがちです。
4. 正しい片付け方と注意点
■ 自治体ルールをまず確認
- 粗大ごみは要予約(シール券、電話またはLINEで申込み)
- 家電4品目(エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機)は回収不可
■ 搬出時は共用部の養生を忘れずに
エレベーターや階段の壁、手すりを傷つけると、修繕費を請求されることもあります。
■ 搬出が難しい場合は業者に依頼
重たい物置や室外機など、自力での搬出が難しいものは、片付けのプロに任せた方が安全です。
5. トラブル事例と防止策
- 隣人からの苦情:「ベランダから虫が来る」と管理会社に連絡
- 管理会社からの警告文:放置期間が長く、写真付きで通知
- 退去時の立ち会いで残置物指摘:敷金から撤去費用を差し引かれる
こうした事態になる前に、早めの片付け&相談が何より大切です。
6. Happyクローバーに依頼するメリット
「どこにどう頼めばいいのかわからない」
「退去まで時間がない」「家族が遠方で手伝えない」
そんなときは、片付けに慣れた業者に任せるのが安心です。
- 養生・搬出・回収まで一括対応
- 団地・市営住宅での作業経験多数
- 自治会・管理会社との調整も相談OK
- 高所作業や狭所対応も柔軟に対応
まとめ
ベランダや共用廊下に不用品を置くことは、想像以上にリスクがある行為です。
特に集合住宅では、共用部=みんなの場所という意識が重要。
Happyクローバーでは、現地の状況確認・見積り無料。
おひとりで抱え込まず、ぜひお気軽にご相談ください。






