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2025.09.23
コラム

ベランダや共用廊下に置かれた不用品の片付け注意点|集合住宅でのルールとトラブル防止

ベランダや共用廊下に置かれた不用品の片付け注意点|集合住宅でのルールとトラブル防止

「とりあえずここに置いておこう」
そんな気持ちでベランダや廊下に置いた家具や自転車…。
気づけばそれが“ルール違反”や“近隣トラブル”につながっていた、というケースは少なくありません。

実は集合住宅では、「ベランダ」や「共用廊下」など、専有ではない空間=共用部に関する決まりごとが細かく定められているんです。

今回は、Happyクローバーの片付け現場でよくあるご相談をもとに、ベランダや共用部の片付け注意点・対応方法をお届けします。

【目次】

1. 「専有部」と「共用部」の違いを知っていますか?

マンションや市営住宅では、室内や玄関の内側は「専有部」とされますが、ベランダや廊下の一部は「共用部」に該当するケースが多くなります。

  • 専有部:室内、玄関ドアの内側
  • 共用部:廊下、階段、エレベーターホール、ごみ置き場
  • ※ベランダも「避難経路側」は共用部扱いとなる自治体が多いです

とくに市営・県営住宅では、ベランダの一部が「避難経路」に指定されていることがあり、消防法違反になるケースも
退去時に「残置物あり」と指摘され、敷金から撤去費用を引かれることも珍しくありません。

2. ベランダ・廊下に不用品を置くリスク

  • 避難経路の妨害:火災時に逃げ道をふさぐ
  • 景観・衛生面の悪化:害虫・悪臭・カラス被害など
  • 管理会社からの警告:強制撤去や費用請求の可能性
  • 敷金トラブル:退去時に「不法残置物」として差し引き

実際に「しばらく置いてただけなのに、警告文がポストに入っていた…」というご相談もありました。

3. よくある“放置物”の具体例

  • ベランダ:古い物置、エアコンの室外機、枯れた植木鉢、自転車
  • 廊下:スチールラック、タイヤ、折りたたみ棚、段ボール
  • ごみ置き場:粗大ごみシールが貼られていない家具

「処分の方法がわからない」「大きくて運び出せない」と放置されたままにされがちです。

4. 正しい片付け方と注意点

■ 自治体ルールをまず確認

  • 粗大ごみは要予約(シール券、電話またはLINEで申込み)
  • 家電4品目(エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機)は回収不可

■ 搬出時は共用部の養生を忘れずに

エレベーターや階段の壁、手すりを傷つけると、修繕費を請求されることもあります。

■ 搬出が難しい場合は業者に依頼

重たい物置や室外機など、自力での搬出が難しいものは、片付けのプロに任せた方が安全です。

5. トラブル事例と防止策

  • 隣人からの苦情:「ベランダから虫が来る」と管理会社に連絡
  • 管理会社からの警告文:放置期間が長く、写真付きで通知
  • 退去時の立ち会いで残置物指摘:敷金から撤去費用を差し引かれる

こうした事態になる前に、早めの片付け&相談が何より大切です。

6. Happyクローバーに依頼するメリット

「どこにどう頼めばいいのかわからない」
「退去まで時間がない」「家族が遠方で手伝えない」
そんなときは、片付けに慣れた業者に任せるのが安心です。

  • 養生・搬出・回収まで一括対応
  • 団地・市営住宅での作業経験多数
  • 自治会・管理会社との調整も相談OK
  • 高所作業や狭所対応も柔軟に対応

まとめ

ベランダや共用廊下に不用品を置くことは、想像以上にリスクがある行為です。
特に集合住宅では、共用部=みんなの場所という意識が重要。

Happyクローバーでは、現地の状況確認・見積り無料
おひとりで抱え込まず、ぜひお気軽にご相談ください。

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