【片付けの途中にあるもの】「片付けられない部屋」ではなく、“止まった時間”の話
「片付けられない部屋」ではなく、“止まった時間”の話
「片付けなきゃと思っているんですけど…」
お問い合わせの時、
こう話される方はとても多いです。
でも、
実際にお部屋を拝見すると、
単純に“だらしない部屋”ではないことが少なくありません。
そこには、
途中で止まってしまった時間
のようなものが残っていることがあります。
今回は、
片付けられない部屋について、
少し違う視点から書いてみます。
「片付けられない」は怠けではない
片付けられない部屋というと、
「面倒くさがり」
「だらしない」
というイメージを持たれることがあります。
でも、
現場で実際に多いのは、
むしろ真面目な方です。
仕事、
家事、
介護、
育児、
人間関係…。
いろいろなことを抱えながら、
気力だけが少しずつ削られていく。
すると、
片付けは
「後回し」ではなく、「手が届かなくなる」
ことがあります。
物が増えたのではなく、止まった
散らかって見える部屋でも、
実際には「急に増えた」わけではないことがあります。
例えば、
- 途中まで読んでいた本
- 開けかけの段ボール
- 出したままの書類
- 洗わず置かれた食器
そういう物を見ると、
「忙しかったんだろうな」
と感じることがあります。
部屋というより、
生活の流れが途中で止まってしまった状態
なんですね。
思い出は急に出てくる
片付けをしていると、
突然、
昔の写真や手紙が出てくることがあります。
すると、
手が止まります。
「懐かしい」
だけではなく、
- 昔の自分を思い出したり
- 誰かを思い出したり
- 後悔が出てきたり
感情まで一緒に出てくるからです。
だから、
片付けは単純作業ではないんです。
人は疲れると整理できなくなる
片付けには、
かなりエネルギーを使います。
「要る・要らない」を判断し続けるだけでも、
脳は疲れます。
さらに、
忙しさやストレスが重なると、
整理する力そのものが落ちていきます。
実際、
「元々は片付けられていた」
という方も少なくありません。
少し動くだけでも前進
片付けというと、
全部きれいにしなきゃ、
と思いがちです。
でも、
本当は、
- ゴミ袋1つだけ
- 机の上だけ
- 今日は15分だけ
それでも十分前進です。
Happyクローバーでは、
不用品回収だけでなく、
遺品整理・生前整理・空き家整理・ゴミ屋敷片付けなど、
「どこから手をつければいいか分からない」
段階からご相談いただくこともあります。
片付けは、
自分を責めるためではなく、
生活を少しラクにするためのもの。
まずは、
止まっていた時間を、
少しだけ動かすくらいで大丈夫です。






